PCの操作を楽にしたいときやマウスを使う操作を簡単にしたいとき、ショートカットキーを使うことで、素早く手軽にPCの操作ができるようになります。
ショートカットキーは使い始めてもすぐ忘れてしまい、使わなくなってしまうことが多いです。
- まずはひとつずつ自分に便利だと思ったショートカットキーを覚えていく
- あえて一度にいろいろなショートカットキーを使い始めて、その中でよく使うものが記憶に残る
などの方法で自分に必要なショートカットキーを覚えていけば、PCの操作もスピードアップしていきます。
ここでは、Windows10の便利なショートカットキーを紹介します。
ショートカットキーの基本
ショートカットキーとは、マウス操作の代わりに色々なキーの組み合わせを押して、マウスと同じ操作を行える機能です。
主に使うキー
主に使うキーは、
Shift… Shift(シフト)キー
Ctrl… Control(コントロール)キー
Alt… Alt(オルト)キー
Win… Windows(ウィンドウズ)キー
で、これらといろいろなキーを組み合わせて使います。
Windowsキーは、や
のマークのキーです。
アプリケーション共通
基本的にどんなアプリでも使えるショートカットキーです。
編集系
テキストのコピーや貼り付け、選択などの編集系のショートカットキーを紹介します。
選択している文字やデータをコピー
Ctrl + C
貼り付けと合わせて、ショートカットキーの基本です。
選択した文字やデータをクリップボードにコピーします。
「クリップボード」とは、文字やデータをコピーしてから貼り付けするまでの間、保存しておくための場所です。
コピーした文字やデータの貼り付け
Ctrl + V
コピーした文字やデータを張り付けます。
Ctrl + Shift + V
書式なしでコピーした文字だけを張り付けます。
文字の大きさや色が書式です。
文字だけを張り付けたいのに書式もコピーされてイラっとすることがありますが、そんなときはCtrl + Shift + Vを使えば解決です。
文字だけをそのまま張り付けることができます。
また、GMailやWordPressでCtrl + Vで張り付けると、勝手に半角スペースが入りますが、そんな場合もCtrl + Shift + Vを使えば半角スペースは入りません。
このショートカットはかなり便利です。
選択している文字やデータの切り取り
Ctrl + X
切り取りは、選択している文字やデータをクリップボードにコピーして、選択中の文字やデータを削除します。
文字やデータを移動したいときに使います。消えた文字やデータは、クリップボードに入っているので、貼り付けをしたら、移動できます。
貼り付け前にコピーや切り取りをするとクリップボードが書き換えられて消えてしまうので注意が必要です。
データや文字をすべて選択する
Ctrl + A
すべての項目を選択状態にします。
エクスプローラーだと、表示しているファイル・フォルダーを 全て選択状態にします。
他のアプリだと表示しているものを全部選択状態にします。
全て選択した後は、コピーしたり削除したりいろいろできます。
移動系
画面の移動や、カーソルキーの移動など移動系のショートカットキーを紹介します。
前に戻る・先に進む
Alt + ←
エクスプローラーで以前表示していたフォルダーに戻ったり、IEなどのブラウザで前に表示していたページに戻ったりできます。
Alt+←を押すたびにどんどんさかのぼれます。
Alt + →
Alt+←で戻った後、元の表示に戻るにはAlt+→で先に進めます。
Windows10用
新しいエクスプローラーを開く
Win + E
新しいエクスプローラーを開きます
Ctrl + N
これは、元々新規作成のショートカットキーなんですが、エクスプローラーを操作している最中にCtrl + Nを押すと、今開いているフォルダーと同じフォルダーを開いた状態で新しいエクスプローラーが開きます。
Win + Eだと、デスクトップが開いた状態でエクスプローラーが表示されます。
ファイルの移動とかで今いるフォルダーを開いたエクスプローラーを開きたいときに便利です。
一瞬でデスクトップを表示する
Win + D
全てのウィンドウが最小化されて、デスクトップが表示されます。
もう一度、Win + D を押すと、元の状態に戻ります。
これを覚えておくと、デスクトップのショートカットキーをクリックするときなどに、ひとつひとつのアプリを最小化せずに済むのでとても便利ですよ。